2019年7月18日木曜日

八重垣神社と神魂(かもす)神社

新大阪から朝一の新幹線で岡山に入り
特急やくもに乗り、
午前中に黄泉比良坂と揖屋神社を参った日の続きです。

揖屋駅からJRで移動、12時過ぎには松江駅に到着
バスで八重垣神社に向かいます。

神魂神社がある「かんべの里」まで行くバスに乗り
八重垣神社まで歩いて戻ることも考えましたが、
かんべの里行きバスが来るまでは40分以上ありました。
更にもう到着していてよいはずの
八重垣神社を通るバスも遅れているようで
まだ到着していません。

雨が心配な午後でしたので
先に来たバスで八重垣神社まで行くことにしました。


拝殿
拝殿では丁度御祈祷の最中、
笛と太鼓の音、そして
巫女さんの神楽舞が見事でした。
さすが出雲、と笑顔がとまりません。

そして社務所の巫女さんも
まあ皆さん愛らしく美しく、
さらに親切な笑顔の対応。

それはそうかもしれません。
愛の神様の場所ですからね。
想いやりをいただきました。

八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を

奥の院 鏡の池 入口あたり

~素盞嗚尊は、斐の川上から七里離れた佐草の郷"佐久佐女の森(奥の院)"に、大杉を中心に『八重垣』を造り、稲田姫を御隠しになりました~の森です。

この時は私ひとりだけでしたが、縁結び占いの「鏡の池」は昨今有名ですね。
丁度本殿に戻った時には社務所で占いの紙をお求めの方がいらっしゃいましたが。

しかし、池に占い用紙を浮かべて十円か百円を乗せ、
早く沈めば縁が早く、とのことですが、
この早いは15分目安だそうです。
遅いとは30分目安、いずれにしても、
現代ではその場に、じっといるとしたら
結構な時間なのかもしれないと思いました。

このたくましい素盞嗚尊に守られた
安心感ある森の中で、
緑に輝く不思議な色の池を、じっと15分みつめた、
或は30分みつめた、としたら、
沈む沈まないにかかわらず、心が洗われるでしょうから、
当然、人を想う気持ちが強まり、良い縁も近づくでしょう、と思ったりしました。

さて、八重垣神社を出ると、
正面には「はにわロード」と名付けられた
神魂神社まで続く道があります。
地面の色を変えて道案内にしてあります。

1.4キロなので25分くらいでつくかなと、スタート


所々に埴輪のオブジェが点在

こんもりした木々のトンネルは曇りでも気持ち良く 鳥の声であふれていました

 そしてしばらくすると鳥居が現れました。

田畑と民家の間をぬけた先に

これは素敵だ!と ついきょろきょろしながら石段を登ります

熊野古道を思い出すような石段を進むと、右手に男坂?石段があります。そのまま進むと緩やかな坂道があり、そちらからも登れるようでした。

手水舎はこの石段の始まりにあります

国宝のご本殿

社務所にはお上品な白髪の女性と
おそらくお嬢様かと思われる
きりりとした若い女性お二人が、
ちょうどおこしになりました。
お若い方が白衣に袴姿でいらっしゃいました。

神魂神社も主祭神はイザナミ大神、
先ほどの揖屋神社と同じです。
でもこちらには、イザナギ大神も合祀されています。
ご夫婦で、となると、淡路島の
おのころじま神社くらいしか思いつきません。

初の離婚の地?と言われる黄泉比良坂から
初の結婚の地八重垣神社を経由して来た私としては
またここで仲良くなさっていらっしゃるかしら
だったらいいなと、手を合わせたのでした。

松江駅から神魂神社へのバスの本数はとても少ないので
事前に調べておきましょう。
案内や本には徒歩20分と書いてあるものが多いですが
もう少し余裕をもった想定が良いかとも思います。
私の場合は、また歩いて八重垣神社まで戻りました。

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