2020年3月10日火曜日

世の中の今と山羊座の話

現在、幸運の星と呼ばれる木星が山羊座にはいっています。
木星はギリシャ神話ではゼウス、
ローマではユピテル(ジュピター)であり、
世界を支配する暗示も持ち、
良くも悪くも、拡張や流行という意味もあります。

しかし木星にとって、山羊座は下降の座と言われ、
あまり居心地がよい場所ではないようです。
そのためか、守りや保護という肯定的な働きと同時に、
マイナス面である「肥大」や「疾病」等の意味合いが、
山羊座のマイナス面と合わさり、
社会活動を混乱させているように感じるこの頃です。

さて、そこで山羊座のお話です。

一般的な本や雑誌などでは、
出生時の太陽が12星座中のどこにあるかだけを見て
「++座のあなた」と、
大まかにその性格や傾向が示されるのは
皆様よくご存じのことと思います。

あたっている、当たっていない、など、
内容にあれこれ思うことでしょうが、
その中でも、私の経験上ではありますが、
「この内容は違う」と特に異論を唱える星座が、
山羊座であるように感じています。

例えば山羊座は「老練で実直、勤勉、堅物、
派手さはなく慎重だけれど野心的、保守的」等と書かれたりします。
しかし、実際はちょっと違うので、当然かとも思います。

それは山羊座の神話を考えてみると解りやすいかもしれません。

山羊座の神話の主役は牧神パーンです。
普通のヤギではなく、下半身が魚であり、
他の星座の物語と異なり、ユーモラスな神話でもあります。
このあたりを考えると、山羊座の人たちの異論も納得です。

「牧神パーン」は、諸説ありますが
ヘルメスの息子と言われています。
ヘルメスは、旅人や商人の守護神であったり、
音楽や語り、知恵などの神でもあり、
神々の伝令、特にゼウスの遣いでもありました。
ローマ神話ではマーキュリーにあたるので
水星の守護神でもあります。

フットワークの軽さや俊敏さ、
明るさを持つ父を持つからでしょうか、
パーンも、実はとても陽気で
熱狂もしますし、それと決めたら即行動。
葦で作られた笛を吹いては、野山を駆け巡り、
情熱的な恋多き神でもありました。

しかしその姿は、下半身はヤギ、上半身は毛深い人間ですが、
頭にはヤギの角と耳という姿です。
そのためか、恋をしては追いかけ、
追いかけては逃げられるといった話もたくさんあります。
愛用の葦の笛にもこれにまつわる物語があります。

そして、この情熱の為か、勢いの為か、
パーンは「熱情や狂気」もはらみ、
「神々や人々にパニックを与える」
とも言われています。

パーンがもたらす恐怖が、
パニック(Panic)の語源でもあるそうです。

山羊座の神話は、ある日、ナイル川岸で宴会をしていたパーンは、
歌や踊りで周囲を盛り上げ、自分も楽しんでいる所から始まります。
そこに、お酒の香りにつられて怪物テュフォンが乱入します。
実はこの時、アフロディーテと、その息子エロースも同席していましたが、
彼らは、川に飛び込み魚に姿を変えて逃げました。
(これが魚座につながりますが、これについてはまたの機会に。)

さて、パーンですが、彼も皆にならって川に飛び込みました。
しかし慌てたので、上半身はヤギ、下半身は魚の姿に
なってしまいました。

その姿があまりにおかしかったからと、
ゼウスが天に残したものが、山羊座です。

また、別の説では、
「いつも皆にパニックをもたらすパーンがパニックになった」から
神々が喜び星座にしたともいわれています。

さて、お話が長くなりましたが、
山羊座に木星が入ったことで、
この「パニック」傾向が、
そして拡大しているように思える今日この頃です。

また木星は世界を股にかけますから、
どんどん広範囲にそれは広がっていきます。

勿論、ご存じの方も多いでしょうが、
冥王星は2009年から、土星は2018年から、
既に、同じ山羊座に滞在しています。

社会や政治、経済、安全などの山羊座に、
忍耐やショックの与える土星や冥王星が入っている影響もあるでしょうし、
ほかにも様々な要因が混在しています。

ただ、ともかく、この後、
木星は5月14日から一時逆行に転じるので、
ここで何とかよい方向に転じてくれればと願ってやみません。

しかしいずれにしても木星は、12月後半までは山羊座に滞在します。
長丁場を覚悟して、腹をくくって、
長期的視野で、前向きに思案していく必要があると感じています。

付け加えておきますが、勿論、
山羊座そのものが悪いわけではありませんので
誤解なきようお願いいたします。

COVID-19、新型コロナウィルスの広がりは
今後もまだ大変な時が続くでしょうが、
具体的な予防やケアに心を配り
気を塞ぐことなく、
免疫力を高める生活で
一日、そしてまた一日と、
日々を過ごして
行きたいと思います。

少しでも、穏やかで明るい春になりますように。
















2020年3月6日金曜日

続けていくこと

「今がその時!」だから「スイッチ入れてやる!」
と思っても、なかなか難しいものなのかもしれません。

「やる!」ということは、
表に出ることになる場合も多く、
人の目や評価にさらされたり、
責任がともなったり、
現状を失うリスクがあったり、
「今だと思ったのに、それが失敗に終わったときが怖い」
ということもあるのかもしれません。

だから、「その時なのかどうか」の
何らかの証を求めたくなったりもします。

でも、大きな勝負ができないなら、
小さくてもいいから
それを永らえていけばよいのではないかと思います。
その過程で、やっぱりこれが好きだなと思えたなら
なおよしです。

やり続けることで、
他ならぬ自分の内側から元気がもらえる
ということがあります。

それは内とつながってくれている
大いなる者からの贈り物かもしれないと思います。
誰から何と言われるよりも
かけがえのないお護りです。

そしてこの、増えていく元気や力が、
目指すところへの後押しになるでしょう。
または、もしかしたら
はじめに目指していたところではないかもしれないけれど、
「確かに自分の場所だ」と思う所に、導いてくれるます。
いずれにしても無駄なことなど、ひとつもないとつくづく思います。


金星が本宮の牡牛座に移った日に思ったことでした。



2020年2月6日木曜日

京都東山の粟田神社

1月末に関西に出かける用事があり、
ついでに京都によりました。
そして何となく行き着いたのが
粟田神社でした。


コロナウィルスの影響で
今は京都も観光客が少ないそうですが、
四条河原町や八坂さん、伏見稲荷さんあたりは
昨今、普通に通行するのも大変なほど
人があふれています。

さすがに伏見稲荷さんもお山の上までいけば
人はかなり少ないですし、
鞍馬辺りまで行っても、
比較的スムースに動ける気がします。

そんな中、まだ春節の観光客が多い時でしたが、
静寂が守られていた粟田神社でした。

ご神紋を見た時に、
お参りしたいと思ったこちらの主祭神は
スサノオノミコトと、オオナムチノミコト。
幼少期から、神話や物語が好きでしたので
神代で活躍された神様には親しみがわきます。
観光客が多い所にいかずとも、
ここで盞嗚尊さんと大己貴命さんに会えます。
素敵な場所に行きついたものだと喜んでおりました。


粟田神社は厄除け、病除け病魔退散のご利益と
旅立ち守護と、旅行安全の神として知られているそうです。

身近に闘病する人がいたり、
ご相談の中にも健康についてのご心労など
心が痛むことが多い近頃でした。
どうぞ皆が元気ですごせますようにと
手を合わせました。

摂社にはあまりお目にかかられない出世恵比寿社

京都東山、少しこんもりしたお山にあるので
街並みが少し見渡せます。
今回は時間がなかったのですぐ発ちましたが
京都一周トレイルの、
東山トレイルコースに含まれていたので
次回はじっくり歩き回ってみたいと思います。


皆様どうぞ、お健やかに。

2020年2月4日火曜日

若宮おん祭と鬼すべ~立春

2020年が始まり、既に1月が終わり
旧正月をすぎ、早立春の今日となりました。
大変遅くなりましたが
本年もよろしくお願いいたします。

何かとばたばたとしていましたが、
そんな中でも12月に奈良の春日若宮おん祭に出かけられ、
1月には太宰府天満宮の鬼すべ、
また末には京都でふと見かけてお参りさせていただいた
粟田神社でとても元気をいただきました。
実はいずれも初めてでした。

今日はその時の模様を少し…

若宮おん祭は、残念ながら、
雨で途中中止となりましたが、
雨の杜は、それはそれでまた良い風情でした。

まずは春日大社にご挨拶。
手水舎


雨だからか人もまばらでした。
せっかくなので御本殿の特別参拝も。

回廊

御蓋山浮雲峰遙拝所
そしてやはり一番心揺さぶられるのはこの御蓋山浮雲峰遙拝所。
丁度ひとっこひとりおらず、ただ鳥の声だけが響き、
時々風が通り過ぎていきました。

山そのものがご神体だったり
霊域とされる場所は元々心惹かれますが
こんなに街中で浸れるとは、
さすが奈良。うらやましい限りです。

そして年が明けてようやく人心地ついた1月7日
太宰府天満宮の鬼すべ神事へでかけました。
その年の災難消除や開運招福を願う火祭りです。

雨上がりの夜の本殿は輝いていました

神事の準備の頃から雨があがりました
無病息災を心から願います
毎年、気づけばうっかり8日になっていたりして、
機会を失い続けていましたが、
今年は朝から思い出しました。
真冬とは思えない、とてもあたたかな夜でした。

そして1月末、旧正月を迎えたのちの
初詣になったのが粟田神社。
これについてはまた次回。

2019年11月25日月曜日

Line通話相談はじめました

いつもありがとうございます。

昨年から通信相談に
Facetime(オーディオ)を加えて
遠方の方とも来所に近い形で
お付き合いをいただいております。

ただ、端末が限定されるため、
ご利用いただけない方もいらっしゃり、
申し訳ございませんでした。

通話料フリーの別の方法も取り入れますと
お知らせして以来、
お時間をいただきましたが、今月から
Line通話(音声のみ)を加えました。
*Lineトークでのお問い合わせなどは
受け付けておりません。

尚、iPhoneやiPadはじめ
Mac PC の方は、
できるだけFacetime(オーディオ)で
お願いいたします。

いずれも来所と同様、予約が必要です。
まずは、ご希望の日時をおしらせください。
料金は来所と同じです。

詳細はお気軽に
 karula@ryuse.jp まで
お問い合わせください。

尚、来所と同じ扱いですので
年間運気についてのお話なども
時間内では料金も変わらず承りますので
ご利用いただければ幸いです。

また、来所後にお話した内容を
文書にしてお送りする
来所時文書(¥1,000)と同様に
通話後文書も承りますので
ご希望の方はお申し出ください。

*追記*
一般携帯電話・固定電話などから
おかけいただき、
ご依頼者による通話料負担の形での
ご相談も承っております。

2019年11月17日日曜日

年間運気についてのお知らせ

いつもご依頼ありがとうございます。
本日は年間運気文書についてのお知らせです。

毎年、年末年始に、
翌年の運気のご依頼を頂く皆様には
大変申し訳ありませんが、
年間運気文書の料金を3000円から6000円に
値上げさせていただきました。

理由としては第一には、
年間運気文書の方が
通常の文書より時間を要する為です。
長年同じ料金で承っておりましたが、
時間的、エネルギー的調整が
いよいよ難しくなったことが理由です。

また、これまでも、ご依頼に対し、
お引き受けしかねるとお断りしてきたこともございまして、
いつも勝手を申しますが、
例えば「お正月になったから」と
そこから人のリズムが変わるわけではありません。

ご本人のリズムの変わり目や節目からであれば、
いつからでも、喜んで同伴させていただきます。

したがって状況によっては年間運気文書を
お断りさせていただく場合もございます。

また、リピートしていただいている方は
ご存じの通りですが、基本的に、
一方的にこちらからあれこれ申し上げるより、
対話でのお手伝いをさせていただくことが多く、
今後も、より一層、そちらに力を注ぎたいと
思っております。

ただし「今現在の問題やご相談」を優先に
一緒に考えてまいりますので、
気がかりがある方に関しては
(それがもやもやしたものであっても)
「今」と、そして「これから先の流れ」に関しては
通常通りに、お手伝いさせていただきます。
むしろこのような時の方が
お役に立てると思います。

そして、この場合は、
もしそのタイミングが年末年始や
節替わりの時であっても、
通常の通信相談文書料金になりますので、
まずは、これまで通り、ご相談内容、
或は、話したい内容と一緒にご依頼ください。

毎年ご依頼くださった方々には
大変申し訳ございませんが、
ご理解いただいた上で、
今後ともお付き合いいただければ幸いです。

麿山真実
18/Nov/2019

2019年7月30日火曜日

黄泉比良坂からの花窟神社(はなのいわや)


先日の、黄泉比良坂と揖屋神社のお話の流れから
花窟神社について
お尋ねを頂いたので
少し前の情報になりますが
詣でた時の様子を掲載します。

世界遺産ですからご存じの方も多いことでしょうが、
こちらへのアクセスは、
やや不便を感じるかもしれません。
ちなみに私の場合、どこへいくにも
公共交通機関を使って現地へ入る、
をモットーにしていますので、
車で行かれる方はもっと効率が良いと思います。


場所は三重県の熊野市
最寄りの駅はJR熊野市駅です。

そこからバスがあるのですが、
名古屋方面から、つまり
紀伊半島東側から入る場合はよいのですが、
大阪方面、紀伊半島の西側から入る場合は、
まずは、この熊野市駅まで行くJRの本数が少ないのです。

熊野市駅にアクセスが容易な場合は、
そこから三重交通のバスで5分ほどで到着します。
ただ、バスの本数にも注意は必要です。

私の場合は、博多から入りましたので、
まずは朝6:33に博多を出て新大阪まで、
その後 特急くろしおに乗り換え、新宮駅まで。
新宮駅着は13:52という長旅ですが
途中にも奇岩などの名所もあり、
太平洋の車窓は見ていて飽きません。

新宮駅からも三重交通のバスが出ています。

新宮駅前からは14:30発、
約45分で花の窟バス停に到着です。
(2018年7月のことですから、
バスの時間は変わっているかもしれません。
時刻表はネットでも簡単に出てきます。)

黄泉の比良坂で離婚が成立した
イザナギイザナミご夫婦ですが
その後、イザナミノミコトは黄泉の国の主宰神となり
葬られたのが、こちら花窟神社です
墓所ということになります。


海沿いのバス停からすぐ杜がみえています。



参道と手水舎の先に社務所と案内のコーナー


その先のこちらをくぐります


巨巌がイザナミノミコトの御神体であり、
玉砂利を敷きつめたこちらが祭場
神殿などはありません。

近くまで行くと一層の迫力

土足厳禁とありましたので靴を脱いで上がらせていただきました

熊野三山同様、自然そのものがご神体なので
存在と場そのものが違うように感じます。

紀伊半島には聖地がたくさんあります。

熊野本宮の大斎原の川、
速玉大社の神倉神社のごとびき岩、
那智大社の飛瀧神社の那智御瀧、
そしてここ花窟神社、いずれも
ずっとそこにたたずんでいたい場所でした。


自然の成り立ちそのものが
豪快でパワフルなので
それを感じ、畏敬の念を抱いた昔の人が
そこを聖地と呼んだのではないかなと、
つくづく感じます。

お綱掛け神事の海岸 バス停はこの海沿いの道にあります

帰りのバスも16:07、16:37と30分に2本ありましたから
私の中ではアクセスは良いといえる方です。

ちなみに新宮駅はそれ熊野速玉大社の最寄り駅です。