前回 、2026年1月27日に、
海王星が魚座から牡羊座へと移動をした書きました。
今日は、その海王星について少し記してみたいと思います。
海王星は魚座の守護星です。
魚座といえば水のエレメントの星座ですが、
水のエレメントは3つ、更にそれぞれ異なる水の象意。
1つめ=蟹座~これはまさに水。
2つめ=蠍座~水が凍った氷。
3つめ=魚座~水が蒸発する水蒸気。
そして占星術上、
魚座の守護星とされた海王星にも
同じようなイメージがあてはめられています。
海王星は魚座同様、境界線を越えて、
物質的なものに縛られることもなく、
理想やイメージ大きく発展させていく働きを持ちます。
現実の社会の事柄だけでなく、
見えない世界である精神性や霊性のような世界も象徴します。
発見のいきさつさえも
発見されたのは1846年9月23日ですが、
地球からは遠い惑星でるため、
土星や天王星が発見された後、
計算上はさらにその外側に、何か星があるようだと
想定されていた時がしばらくつづきます。
その後、ようやくドイツの天文台の天体望遠鏡で実際に確認されました。
この、曖昧だった時間、
あるはずだけれど、その姿が見えなかったという
発見にいたったここまでのいきさつも、
占星術のなかの海王星らしいものになっているようにも感じます。
先にも上げたように、
目に見えないけれど確かにあるもの
=精神性や霊性なども含まれる海王星の象意だからです。
そしてまた当時の天文学者たちは、
「その星を見つけたい、確かめたい」という
夢も抱いたかもしれません。
海王星は夢も意味します。
覚醒時に思い描く夢もですし、眠ってみる夢も両方です。
これも見えないものです。
境界線を越えるもの
ほかには、心理や無意識の領域も含まれます。
これら見えないものは、
あらゆる制限や制御を超えてどこまでも漂い広がり、
境界線をなくし溶け合う世界をつくります。
これが海王星の力です。
空想の世界などもそうですが、
いくらでも自由にひろげていけます。
しかし逆に、これは自分と他者や
現実と夢などとの境目を曖昧にしてしまうので、
注意は必要になる海王星の力ともいえます。
とはいえ、うまく付き合っていけば、
この境界線のない世界は体感として気づきを
あたえてもくれます。
それは眠ってい観る夢が与えるインパクトや
そこからのメッセージを受け取る時と同じです。
或は現実的に制御できないはずの出来事を体験したり、
神仏からの啓示を受けたと感じるような出来事により
自身が大きく変わっていくような事象も含まれると思います。
不思議を感じる
「不思議とよばれるもの」と海王星のつながりは
とても深いと思います。
その中でも海王星が関係している感じやすい不思議は、
先にあげた意識の世界がもたらすのかもしれないと思います。
意識には、自身で確認できる顕在意識と、
自分では確認できない意識といえる潜在意識があります。
眠ってみる夢は、まさにこの潜在意識のなせる技といいわれています。
そしてまた、この潜在意識は、その深い所で、
境界なくほかの世界や人々とつながっているとも
考えられています。集合的無意識と言われるものです。
これが日常でもわりとよく体験する「不思議」と呼ばれる
シンクロニシティや直観に関わっていると、
個人的には思っています。
たとえば遠く離れているのに
ある人を想ったら当人から連絡が来るとか、
旅先で出会った人がとても縁が深い人だったとか、
日常の中でわりとおこる「そんな偶然ってすごい」と
思うような時にも、この無意識での繋がりが関係しているように思います。
そしてこれは生まれながらに海王星の働きが
強い人にはより多く起こるでしょうし、
そうでなくても海王星の力を素直に受け取り
バランスをとりながら日々過ごす人の方が
体験しやすい出来事だとも思っています。
試行錯誤でよい時期だから
時も空間も現実的な制限や壁も条件も、
全部とけてひとつになるような、働きをする海王星。
無意識、夢、幻想、感情、芸術、イマジネーション、直観、感受性、想像力、クリエイティブ、 などを司る海王星。
先日までの魚座という本来のハウスにいた時代は、
12星座の最後でもありますから、ひとめぐり終り、
ひとつの成長の段階が終わり、
それぞれの中で何か新しいものが生まれるということでもあります。
新境地へと進んでみるというのにもよい時がはじまったとも感じます。
けれどまだ、試行錯誤だと感じる人も多いかもしれません。
今はそれでいいと思います。
曖昧だけれど、見えない中で感じていく
というのは海王星らしい働きです。
今感じているそれをまずは確認して、
できれば実験的に形にしたり試してみる、
想定してみる、そんな時としてすごしてみたいと思います。
もやもやしたり、希望をいだいたり、
逆に幻滅したりを繰り返しても問題ありません。
この後、2月14日に土星が牡羊座にやってきたら、
現実的な教え授けてくれるでしょう。
そこまではより自由に感じていくことをお勧めしたいと思います。
太陽の周りを一周するのに約165年かかる海王星。
ひとつの星座には約14年滞在します。
過去14年、どんなことがあったでしょう?
そして、今、あなたが感じているもの、思い浮かべたものは何ですか?
海王星
大気中のメタンが赤色光を吸収し青色を散乱するため、
鮮やかな青色 表面温度は-200℃を下回る極寒