*12月16日更新時に数字の打ちまちがいがありました
訂正しております。大変失礼いたしました。(12月23日)
何と4カ月ぶりの更新となりました。
どうもあれこれしているうちに、後回しになり
ご無沙汰ばかりで失礼いたします。
あれこれの中で日々は過ぎ、
星はあっという間に動いていったな、というのが
今日の正直な思いです。
9月には火星が約2年ぶりの逆行に入り、
その後、山羊座で逆行中だった土星と木星は
共に順行に転じました。
一時は世の中もGo To トラベルやら行動制限の緩和などもなされました。
しかし11月中旬には火星が順行に転じ、本来の状態が表れてきました。
個人レベルでは、むしろここから
ようやく我に帰ったり、本調子に戻った人もいるかもしれません。
また11月30日の満月は半影月食
続く新月は12月15日の皆既日食(チリやアルゼンチン)と
いつもより強めの力が働きました。
そして明日17日午後には2017年12月以来、約3年、
本宮である山羊座に滞在していた土星が、
個性や自由、多様性、改革の星座水瓶座へと移ります。
15日に生まれたばかりの細い月は、
まず木星が山羊座29度で接近します。
その後、夕方近くに
一足先に水瓶座へと移動している土星に近づき、
追い越していきます。
更に、19日22時頃、木星も水瓶座へと移動します。
こちらは2019年12月から1年ぶりの星座の移動です。
そしてこの土星と木星は、水瓶座でコンジャクション(合・天体が接近)
となります。これは今年初めから、これについて星の大きなイベントだと
話題にもなっているのでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
過去のやり方は大きく変わる暗示を示す星の動きです。
ただ始まりはここではありません。
既に2020年1月の段階で
山羊座に入った冥王星に土星が重なり、4月には木星が重なり
「古い常識や習慣は功を奏さず根本改革が始まる」という
流れが始まっていました。
冥王星は12星座を約250年かけて一周します。
土星は約30年、木星は12年の周期です。
この二つが重なるにはたくさんの時間が必要です。
そして更に、そこに木星も滞在するとなると
機会はすくなくなります。
そんな現象の後、この12月に
木星と土星が次の時代へ移ります。
ただ木星と土星が合になること自体は
ほぼ20年毎に起きる現象です。
(ただし天文学的には今回の12月の接近は距離が近いようで
星空のイベントとしては大きいようです)
「何かしらの進化や変革があったな」と、
そんなことが繰り返されていることにお気づきになるでしょう。
今まで「地のエレメンツ」
つまり、牡牛座・乙女座・山羊座で起きていたのに、
今回は、「風のエレメンツ」である水瓶座で起きるという点が
注目を集めています。
しかし、風のエレメンツというならば、
1981年には天秤座で起きているので、
注目はそこではないと、わたくしは思っています。
2020年は、滅多に一同に介することがない
「冥王星」「土星」「木星」が土星の本宮である
山羊座に集まりました。
この集いは「安定や旧態が定めた秩序や価値観、システムの崩壊後」を
意味します。そしてそのあとに
「良い意味での個人主義や、組織にとらわれない自由」を示す水瓶座に移る
流れこそ大切なのだと思います。
山羊座は「一つの完成の形」を意味します。
それが覆されます。
「今まではこれで安定した一つの暮らし方だと
思っていたもの」がそうではなくなる働きを持ちます。
ですから、より柔軟に、
「今までそうだったから」という惰性や逃げをやめて、
「個」それぞれが考え、自由があるからこその責任を果たし、
誰も決めてくれないと不安になりそうな人も
勇気をだして、じっくり対峙して超えていきたい時です。
一見、大変そうにも見えるかもしれませんが、
これはみんなに与えられたチャンスです。
そして人と人も、今までとは違う、馴れ合いや同調ではない
自らが選んだ新しいつながり方により、
互いに力になりながらも、それぞれの道を進んでいけるでしょう。
また、特に今まで生きにくい社会だなと思っていた人たちは
のびやかに活動しはじめるでしょう。
ただ、この変化は、今山羊座にいる冥王星が
水瓶座に移る時までの時間をかけて
社会に浸透していくのではないかと思います。
冥王星は2024年2月に水瓶座へ移ります。
冥王星はその後2044年1月まで水瓶座に滞在します。
あと冥王星が移るまであと4年、
完全にその仕事を全うするまで約23年あります。
4年または23年、その長さは人それぞれですね。
あまり先のことまで考えても仕方ありませんし、
空想に時間を費やして、
今日することをおろそかにしても本末転倒です。
ただ明らかに、人も社会も地球も何もかもが
大きく変わりゆく節目にいるということを自覚して
日々送って行けたら、思いもしない楽しみが待っている気がします。
勿論、とりあえず目の前のあと4年だとしても
そんなに待てないし、人生は思うより短いかもしれないと思う人は、
早速何かにとりかかりましょう。
太陽暦の新年まであと半月ですが、
一足先に新境地への第一歩を踏み出してみたいと思います。
新型コロナウィルスの影響でまだまだ不穏な時ですが、
それもしかるべき時ともいえます。
皆様引き続き、お身体おいといください。
2020年12月16日 星が大きく動く前の日に…
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