2020年4月21日火曜日

新型コロナウィルス感染拡大に伴う通話相談サービスについて

新型コロナウィルスの感染拡大で、
気持ちが滅入りがちだったり、
漠然と不安だったり、
実際に、営業自粛や社会生活ができなくなったり、
その影響はそれぞれお辛いことと
お察しします。お見舞い申し上げます。

そして医療関係の皆さん、配送や各種交通機関、
お店や公共機関など、
不特定多数の人と接しなくてはいけない
最前線で働いてくださっている皆さん、
心から、ありがとうございます。
一日でも早い終息のために
自身が出来るだけの対策をとることが
皆さんのお役に立てることかもしれないと思っています。
皆様のご健康を心からお祈りしています。

そして、外出自粛で過ごす皆さん、
家族の場合、独り暮らしの場合、
それぞれ事情や感情が違ってくるとも思います。
人の数分、想いがあることでしょう。
また、報道や周囲にあふれる情報による精神的疲弊も
そろそろ現れやすくなるかもしれません。

コントロールできないことばかりであるならば
今自分が制御できることだけを
確実に成しておきたいものです。

けれどそのためにはある程度の気力が必要です。
しかし思っているより、
それが、失われている場合があるかもしれません。

例えば家族と一緒ですごし、安心であっても
逆に一緒の時間がいつもより長いが故に、
小さな行き違いが積もっていくこともあるでしょう。

いら立ちの直接の原因が
家族によって発生したものでなくても、
そのモードのまま、家族に接すると
相手は怒りの波動をぶつけられているように感じるかもしれません。
そして受け取ったいらだちを、違う機会に、
ここぞとばかりに投げ返すことになるかもしれません。

また、もし外に出かけていられたなら、
仕事や遊びでエネルギーを使うこともでき
単純に肉体エネルギーを発散することができます。
何かしらのきっかけを待っていたかのように
行き場のない、溜まったままのエネルギーを
放出してしまうこともないでしょう。

また独り暮らであれば、また違う想い、
生活の不安や、漠然としたもやもやした気持ち、
淋しさを抱く場合もあるかもしれません。

先が見えない時や自由を奪われた時、
閉塞感が漂う時などには、
普段思いもしなかった感情や状況が
生まれやすくもなります。

例えば、仕事での充実感や音楽ライブやスポーツ観戦、
大声でみんなで語り合ったりカラオケを楽しんだり、
旅行をして新しい世界に触れたり、
感動したり、心地よい興奮があれば
ある程度すっきりして「ま、いいか」と
笑って流してしまえることも増えるでしょう。

でも、そんな機会が失われたり、
今のように、むしろ奪われたような気がするような時には、
沸々とした気持ちが徐々に溜まるのも自然なことでしょう。

でも、今どれくらい
自分が疲れているか、
どんな感情を抱えているかを
ある程度客観的に知ることができると、
比較的制御できる反応や感情が増えると思います。

そしてそのためには、
「つまらないことだから」とか
「私だけじゃないから」
「言っても仕方ないことだから」などと呑み込まずに、
まずは言葉にしてみることが大切です。

例えばそれは、無理に体を動かして働き続けて
体にたまった毒素や筋肉痛を
デトックスやマッサージで
きれいさっぱり外に流すのと同じです。
誰かに想いを聞いてもらうことは
心にとって、これと同じ効果があります。

友達同士など、身近な人でこれがかなうなら
互いに協力しあって、リセットする時間をとりましょう。

でももし、身近な人には心の内を語りたくないとか、
愚痴がひどくなって友達に迷惑をかけそうだとか、
いろいろ気を遣うようであれば、
わたくしでよければお話を聞かせてもらいますので
ご遠慮なくご連絡ください。

4月22日~5月6日の間、
お電話やFacetimeオーディオ、line通話
(ご希望であればビデオ通話も可)を
30分2000円で承ります。

日時の予約が必要ですので
まずはメールでお問い合わせください。

勿論、通常通りの、特定のご相談や夢解きなども、
時間内であれば内容は問いません。

出かけてリフレッシュがかなわない時なので
少しだけですが、ご協力できればうれしいことです。

勿論、わたくしにではなく、
他にお話ができる方が身近にいらっしゃる場合は
独りでがんばりすぎずに、そちらへ連絡してみてください。

ひとまずの5月6日までの非常事態宣言になっていますが、
おそらくまだまだ先は長いことでしょう。

長期戦に備えて、こんな時だからこその
自分の役割や仕事、自分だからできることをして
自分を強く保っていきましょう。

また、最後になりましたが
自身の感染も怖いことですし、
そのために働いてくれている人達の負担も心配ですが、
例えば、今、別の病気で闘病をしている人、
入院している人たち、
或は、年輩の方で施設に入っている方たちもですが、
皆、面会が禁止になっています。
ご存じの方や、その立場にいるという方も
たくさんいらっしゃるかと思います。

会いたい人に会えることは
生命力を強くしてくれると思います。

一日でも早く終息すれば
それだけ早く再会がかないます。

ありきたりの言葉しか浮かびませんが
自分の今日の対策やがんばりは、
ただの我慢ではなく、
あなたにとって見ず知らずの方かもしれませんが、
再会を待ち望んでいるどこかの誰かの
大きな支援にもなっているのだと思います。

渦中の皆さん、どうぞもう少しの間、
堪えてくださいね。

来年の桜はみんなで明るい気持ちで眺めたいですね。