少し前に、四国の金刀比羅宮を詣でました。
近くは幾度も通っているのですが、
時間の都合がつかず、初めての参拝です。
あいにく曇り空でしたが、
参道から御本宮まで785段あるだけに、
讃岐平野が見渡せました。
その後、そのまま奥社へ向かいました。
583段の石段、上り坂で約1㎞程度ですが、
人も少なくなり、豊かな木々が
参道を包んでくれているので、一層、
清々しい空気になります。
途中には四国に流された崇徳天皇を祀った白峰神社と、
讃岐守を務めたこともある菅原道真公を祀った
菅原神社があります。
祟りを恐れて祀られ始めたお二方が、
お近くに並んでいらっしゃるとは、
勉強不足で存じ上げませんでした。
けれどお二方ともこれまでの時々でご縁があり、
そろってお参りできるなんて!と嬉しいことでした。
そこからしばらく上ると、
奥社=正式名称は厳魂神社(いづたまじんじゃ)に
到着です。
本殿に向って左手に断崖がせまり、
そこには天狗とカラス天狗の御顔が彫られています。
私の屋号「カルラ」=迦楼羅天=カラス天狗と
イメージされることも多いので、
天狗の山にはつい惹きつけられます。
これについはまた次回に譲るとして、
ともあれ、良い運動でした。
そしていつものことですが、
あらためて登れる足腰であることに
感謝の気持ちが湧いてきます。
更に、これが当たり前ではないことを
毎度思い直します。
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