ほぼ毎年、節分は東長寺の
「星まつり節分祭」に伺います。
11時頃から本堂の
不動明王前の護摩壇に
お願いした護摩木が投じられ、
立ち昇る炎と共にご祈祷が行われます。
多分、ここ10年程は、
ほぼ伺っていると思いますが、
2015年だけは四国ですごしていました。
そしてこの時は、今まの中では、
かなり印象深い節分となりました。
この歳の節分は、
四国八十八カ所お遍路の途中で
迎えることになりました。
更にその日は、その道中でも、
最も訪れたかった
室戸岬で迎えた朝でした。
太平洋から登る朝日は
残念ながらダルマ朝日には
なりませんでしたが、
充分心揺さぶられる美しさでした。
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室戸岬 御厨人窟前からの朝日 |
そして「御厨人窟(みくろど)」からは
青い空と海も見えました。
ずっとそこに座っていたい
心地よい場所でした。
素敵な出会いもありました。
そのうちの一人の方から、
この形のため地元では
「ぴかちゅう」と
親しまれてもいると伺いました。
神聖な場所ですが、人々が大切にし、
畏敬の念を抱きながらも、
そんな風に親しまれる関わり方を喜んでくれている、
慈愛に満ちた大きな場に思えました。
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御厨人窟内から |
あげたことがありましたが、
このように中は以外と
奥に長く広くなっています。
(落石などのため、入れなくなったとも聞いていますが、現在はどうなっているのかはっきりとは存じ上げません。)
この日はその後、御厨人窟横から
24番札所最御崎寺(ほつみさきじ)へと
急坂を登りました。
恐らく、これからも節分の度に
あの瞬間を思い出すのだろうと思います。
節が変わる日に限らなくいのですが
いづまいを正せる日があるというのは、
気持ちがよいと毎年感じます。
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