2020年5月26日火曜日

ありがとうという気持ちと言葉

今日、何回「ありがとう」と言ったかな、と
時々、ふりかえります。

「こうすることにしたから」=了解!ではなくて「ありがとう」

「お茶がはいったよ」=今行く!ではなくて「ありがとう」

「こちらレシートです」=無言…じゃなくて「ありがとう」

「できました」=「ご苦労様」ではなくて「ありがとう」

「こちらへどうぞ」=「すみません」ではなくて「ありがとう」


他にはどんな言い換えられるシーンがあるだろう、
そんなことを思います。

でも、どこかから叱られそうですが、
漠然としたスローガンのような「ありがとう」や
禁止の代わりのけん制のための「**してくれてありがとう」は
ちょっと苦手です。
わたくしの個人的な感覚ですが。

けれどたとえ、相手を知らなくても、
相手の顔が浮かんでくるような
心と一緒に捧げる「ありがとう」は
はたで聞いていても心が温かくなります。

ことばもまるく
ありがとうと言われると嬉しいものです。
同じ分だけ、ありがとうと言うと心が晴れやかになる
不思議な言葉だと思います。

でも、ちょっと照れくさかったり
堅苦しく感じてしまう人もいるでしょう。
海外にいくとThank youと言う機会が増える人でも
日本国内ではなかなか出てこない人もいらっしゃいます。

ある知人は「ありがとThank you~」と歌うように言います。
言われた方は、つい笑顔になるような明るい言い方です。

身近な人に向けての言葉ほど
他人行儀なようで、
言いたいけれど抵抗感が…という人は、
相手に伝わればよいのですから、
自分なりのありがとうの言い方を作るというのは
素敵なアイディアだと思います。

ひとまず非常事態宣言が解除されましたね。

問題やストレスが多い時であればなおさら、
音としての「ありがとう」だけがそれではないので、
「ありがとう」の気持ちが相手に伝わる言葉を
たくさんの人が声に出していけたらよいな、と思うこの頃です。

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